サーバを重くしないために のバックアップ(No.4)


目次

はじめに

ごろごろ鯖ではみなさまが快適に楽しくプレイできるようにするため、サーバ負荷軽減へのご協力をお願いしています。
このページでは、特にサーバが重くなる原因のブロックやMOBなどについて解説しました。

また、あなたの土地や建築がサーバを重たくしていないか、自分で調べることもできます。
コマンドの使い方やいろいろな数字の確認方法も載せているので、ぜひ読んで対策に役立ててみてください。


サーバに負荷がかかるブロック

Warehouse.png

説明

中に別のアイテムを入れられるブロックのことをブロックエンティティと言います。
これらのブロックは中身が入っていなくても、アイテムを保存するデータのスペースをいつも持っているので、石や土などのように中にアイテムが入らないブロックよりもデータ容量が大きいです。
もし倉庫や自動仕分け装置のような建物を作ると、データ容量が大きいブロックが一つのところに密集してしまうので、マップを読み込むとサーバに大きな負荷がかかってしまいます。
そのため、ごろごろ鯖では一つのチャンクに設置できるブロックエンティティの数に制限があります。

ブロック上限
額縁ITEM_FRAME30
チェストCHEST100
ホッパーHOPPER70
かまどFURNACE15

より少ないスペースで整理できるように、シュルカーボックスに詰めてからしまうなど工夫をしてみてください。


サーバに負荷がかかるMOBなど

mobs.png


重いエンティティの例
MOB(敵・味方全部)
katze.png
落ちているアイテム
items.png
レッドストーン回路
redstone.png

説明

動物や村人、ゾンビなどの敵のように、ゲームの中で動きがあるものをエンティティと言います。
ほかにトロッコやボート、そして落としたアイテムもエンティティの一つで、サーバが一個一個の動きを計算するので、読み込んでいる数が多ければ多いほどサーバが重たくなってしまいます。
そのため現在ごろごろ鯖では一部のエンティティについて、一つのチャンク内の数に入れられる上限を設定しています。

MOB上限
CHICKEN10
村人VILLAGER10
アレイALLAY3
※この数よりも多いMOBは自動で消えてしまいます

対策ですが、ごろごろ鯖には公共の牧場や畑が色々な場所にあります。 食料や木材などが必要になったときは、公共施設も使ってみてください。
それ以外のMOBも増やしすぎないように注意して、狭い場所に詰め込みすぎないように気をつけてください。

また、レッドストーン回路も色々なことができて便利ですが、難しい回路や、素早く動く装置になるほどサーバの負荷は大きくなります。
レッドストーン回路がどうしても必要なときは、できるだけ単純な回路を選ぶようにしましょう。
そして必ずオン・オフのスイッチを取り付けて、自分がいるときにだけ使えるようにしてください。


自分の土地が負荷をかけていないか調べるには?

ごろごろ鯖では色々なツールを使ってサーバの状態を調べることができます。
こまめに確認して、みんなでサーバを快適に使えるようにしましょう。

デバッグ画面

キーボードの上にある「F3」キーか、一番下の「Fn」キーと「F3」キーを同時に押すと、デバッグ画面を表示できます。
この画面では、今いる場所の詳しい情報を知ることができます。

デバッグ画面説明
debug.png①FPS(フレームレート)
今あなたのPCで一秒間に何回画面を更新しているかの数字です。
これがゼロに近いほど、あなたのPC自体が重たくなっている状態です。
②E値
分子の数字が今見えている画面の中にいるエンティティの数です。
分母の値は③の総数と同じです。
③T値
あなたが今いるエリアで読み込んでいるエンティティのすべての数です。
④座標
現在地の座標です。
X,Z座標(1個目と3個目の数字)は横方向の位置を、Y座標(2個目の数字)は高さを表します。

Entity Analyzer

ごろごろ鯖独自のプラグインです。
チャット欄にコマンドを組み合わせて入力することで、ごろごろ鯖全体の今の情報が見られます。
「負荷のかかるブロック」や「MOB等」を組み合わせて入力することで、そのエンティティが多い場所のランキングを表示してくれます。
例えば生活ワールドのチェストの数を調べたいときは、こんなコマンドになります。

/eastatus world CHEST

コマンドを入力すると、生活ワールド内でチェストが多いチャンクのTOP10が表示されます。

EA.png
POSITION
X座標とZ座標の値です。
チャンクの北西の角の座標を表しています。
この座標があなたの土地の範囲内に入っていないか確認しましょう。
TILE_ENTITY_COUNT
POSITIONのチャンクにあるエンティティの数です。


これ以外のブロックを調べたいときも、コマンドの"CHEST"の部分を書き換えることでいろいろなブロックを知ることができます。
ただし、入力するときは必ず大文字で入力しないとランキングは表示されないので気をつけてください。(ホッパー→"HOPPER", 樽→"BARREL"など)

tpsコマンド

マイクラのチャット画面から、サーバの今の快適さを見られるコマンドです。
チャット画面に/tpsと入力すると、最新の数値が表示されます。

tps.png

左から最近1分間、5分間、15分間の状態を表しています。
20.0がサーバが一番快適な状態で、ゼロに近いほど重たくなっています。
ごろごろ鯖で遊んでいて、壊したブロックが元に戻ってしまう、MOBの動きがカクカクしているなど、重たいと感じた時にサーバの調子を確認してみてください。


おわりに

ここまで色々な対策や確認の仕方を紹介してきました
デバッグ画面やコマンドを活用して、みんなでサーバに負担がかからないクリーンな建築を目指してみませんか?